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最年長の大儀見 新生なでしこの“懸け橋”に

[ 2016年5月31日 05:30 ]

米国遠征前に心境を語る大儀見

 最年長FWが、新生なでしこの“懸け橋”となる。高倉新監督率いるなでしこジャパンは30日、米国戦に向けて成田空港から出発。

 6月3日と6日の初陣を前に、今メンバーでは最年長28歳で代表出場も最多130試合を誇るFW大儀見は「自分の持っているもの全てを、このチームのために注いでいきたい」と力強く語った。これまでは孤高の存在というイメージがついて回ったが、パイプ役への意思も自ら切り出した。

 「自分から積極的に若い選手たちに声を掛けたい。監督ともしっかり話をして、チームの良さや選手の良さを引き出していく役割になっていきたい。東京五輪に向けて、一つの指針となるようなものを一緒につくっていけたら」。出発前、高倉監督は「これからの日本の進む道をみんなで考えていこう」と全員に呼び掛けた。かじ取り役には、背番号9のストライカーがいる。

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