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岡崎 凱旋帰国も慢心なし「ここからがまたスタート」

[ 2016年5月27日 05:30 ]

帰国後すぐに練習に参加し、軽快な動きを見せる日本代表FW岡崎

 “凱旋帰国”したばかりの日本代表FW岡崎が欧州組合宿に合流した。練習前の円陣では、ハリルホジッチ監督と他の選手から「おめでとう」とレスターでの優勝を祝福された。両手を上げて応えたが、30歳の心の中は違った。「僕の中での優勝は終わりました。“もっとサッカーしたいな”って今、思えている。いつもの自分」。幾分ふくらみを帯びた顔の表情はすっきりとしていた。

 午後3時に羽田空港に着陸すると2時間後には練習場にいた。リーグ戦終了後はタイへの慰安旅行後にロンドンで家族と静養するなど、軽いランニングでしか体を動かしていない。休養を取る他の欧州組もいる中、「チームにも必要とされているし、自分がそういう場(練習場)にいたいなって思う」とサッカーへのシンプルな欲を語った。

 パスゲームに交じった後は、一人ランニングとストレッチで体を慣らした。今季はリーグ優勝も自身は5得点。「悔しかった気持ちの方が大きい。来季に向けた体づくりの意味もある。ここからがまたスタート」とブルガリア戦を見据えた。

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2016年5月27日のニュース