東京五輪目指す！京都Ｕ１８島村が練習試合でアピール弾

　Ｊ２京都は２３日、奈良クラブ(ＪＦＬ)と練習試合を行い、４―０で快勝した。ＦＷ有田光希が２得点、ＭＦ国領が１得点とトップチームの選手がゴールをマークする一方で、Ｕ―１８に所属する高校３年のＭＦ島村拓弥もゴールを挙げてアピールした。

　ＭＦ島村は後半途中から左ＭＦで出場。２０分に右サイドからのボールをねじ込んだ。だが「ゴールは決めたけど、それ以外は良くなかった」と反省。試合後は石丸監督からマンツーマンで指導を受け、ボールをもらう前の動き方やポジショニングなどオフザボールの改善に努めた。

　世代別代表に選出されたことはないものの、すでに昨年からトップチームの練習にも参加。好きな選手はスペイン代表ＭＦイニエスタとアルゼンチン代表ＦＷメッシという。くしくもメッシとは同じ１メートル７０で左利き。京都の下部組織はＵ―２３日本代表ＦＷ久保や同ＭＦ原川らを輩出しており、島村も「２０年東京五輪は出たい」と早く先輩たちと肩を並べる活躍を見据えている。