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G大阪 アウェーで3発快勝、途中出場 長沢&大森が勝負決めた

[ 2016年5月21日 21:10 ]

<広島・G大阪>後半37分、チーム3点目のゴールを決めた長沢(左から2人目)を祝福する宇佐美(左)と遠藤(右)

明治安田生命J1第1S第13節第1日 G大阪3―1広島

(5月21日 Eスタ)
 G大阪はアウェーで広島と対戦し、3―1で快勝した。勝負を決めたのはFW長沢駿(27)とMF大森晃太郎(24)の途中出場コンビだった。

 2―0の後半37分。相手CKのクリアボールを日本代表FW宇佐美がキープ。左サイドに走り込んだ大森へパスを送った。その際、長沢は相手のディフェンスラインと駆け引きし、オフサイドギリギリの位置でタイミングを図っていた。「相手のディフェンスラインの裏はチームとして狙いを持っていた」と大森。長沢のポジションを確認すると前線へ絶妙なロングパスを送り、長沢はGKの頭を越えるループシュートで3点目を陥れた。

 長沢は今季8試合出場も最近5試合中4試合はベンチスタート。一方、大森はベンチ外も経験した。原則23歳以下で活動しているセカンドチームでJ3リーグに出場せざるを得ず、J1では4月15日に行われた柏戦(吹田S)以来の出場。「なんでトップチームで出られないんだろう」と悩むときもあったが、自問自答を繰り返し「今は自分が成長できる時なんだ」と前を向き、指揮官を振り向かせた。

 長沢が「最近シュートを打ててなかったので良かった。晃太郎が良いボールを出してくれた」と感謝すれば、大森は「次につながる試合だった」と喜んだ。なかなか試合に絡めなかった苦労人2人が2連勝を引き寄せた意義は大きい。

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2016年5月21日のニュース