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手倉森監督 被災地へ快勝届けた!「日本代表は国民の希望じゃなきゃいけない」

[ 2016年5月11日 21:29 ]

<U23 日本・ガーナ>前半、2点目のゴールを決めた矢島(右)は浅野から祝福を受ける

国際親善試合 U―23日本代表3―0ガーナA代表

(5月11日 ベアスタ)
 熊本地震の被災地復興支援チャリティーマッチを兼ねたサッカーの国際親善試合が11日、佐賀県のベストアメニティスタジアムで行われ、8月のリオデジャネイロ五輪に出場するU―23日本代表がガーナA代表(FIFAランク38位)と対戦。前半に2得点したMF矢島慎也(22=J2岡山)に続いてFW富樫敬真(22=横浜)も代表初ゴールを決め、3―0で快勝した。

 試合後、U―23日本代表を率いる手倉森誠監督(48)は「日本代表は国民の希望じゃなきゃいけない。今、熊本で困難に面している方々に対して、我々がエネルギーを注いでパワーを届けるんだと。そういう覚悟を示せ、という話を選手にした」と切り出し、「みんな見事にやってくれたなと思います」と続けた。

 鈴木(新潟)、中島(FC東京)らこれまで代表チームの主力だった選手が負傷により大量離脱している中、富樫がループで初ゴールを決めるなど新戦力も台頭。21日にパラグアイとの初戦を迎えるトゥーロン国際大会(18日開幕、フランス)のメンバー発表を13日に控えるが、「競争がし烈になってきた。自分で自分の首を絞めている状態。でも、この世代を鍛え上げて、選ばれた選手たちがメダルを獲れる候補なんだと、そこまで持っていければなと思います」と笑顔を見せた。

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2016年5月11日のニュース