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開催地を20年5月に決定 26年W杯

[ 2016年5月11日 08:15 ]

 国際サッカー連盟(FIFA)は10日、2026年ワールドカップ(W杯)の開催地を20年5月に決定すると発表した。メキシコ市で開いた理事会で、招致関連の日程を承認した。現行32の本大会出場チーム数は、今年10月をめどに決める。昨年、FIFAの改革委員会から40に増やす案が示されており、インファンティノ会長も賛同している。

 開催地決定までの過程を4段階に分け、来年5月までの第1段階は共催の再検討などを含めた手順を協議する。大会方式や、どの大陸連盟の加盟協会が立候補できるかは今年10月に決める見通し。現行ルールでは同じ大陸連盟内では2大会続けて開催できず、アジア連盟の加盟協会は30年大会以降にしか立候補できない。W杯は18年大会がロシア、22年大会はカタールで開催される。

 18年12月までに立候補手続きを進め、20年2月までに各候補地を評価。同年5月、最終的にW杯開催地を選定する。

 一連の汚職事件に揺れたFIFAは昨年6月、26年大会招致の延期を表明していた。W杯開催地はこれまで、理事会で決めていたが、次回からは加盟全協会が参加する総会で選ぶことが決定している。(共同)

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2016年5月11日のニュース