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東京五輪の星!“川崎Fのメッシ”三好がJ1初先発へ

[ 2016年5月8日 08:49 ]

川崎Fの三好

明治安田生命J1第1S第11節 川崎F―柏

(5月8日 柏)
 2位の川崎Fで2年目のMF三好康児(19)が柏戦で、J1初先発することが濃厚になった。ナビスコ杯は先発経験があるが「リーグ戦で出られるのはうれしい。点を取るために使われると思うので積極的にいきたい」と力を込めた。

 U―19日本代表で、東京五輪世代の期待の選手。“川崎Fのメッシ”と呼ばれ、利き足は左でドリブルが持ち味。今季ここまで2試合に途中出場し、攻撃にいいアクセントをつけていた。

 攻撃的なポジションならどこでもこなすが、柏戦では左MFに入る。「試合に出られるならどこでもいい。1試合を通して自分のプレーをしたい」と、貪欲だ。

 川崎Fアカデミーの1期生で、昨春トップチームに昇格。小学3年から東京Vのスクールに通っていたが、5年時に「腕試しに」と受けた川崎Fのテストで約300人中2人だけ合格して入団した。「いい意味でプレッシャーになっている」と生え抜きとしてチームの期待を背負う。柏戦ではゴールと同時にエース大久保へのクロスも期待される。まずは首位を狙うリーグ戦で名前を売って東京五輪へつなげる。

 ◆三好 康児(みよし・こうじ)1997年(平9)3月26日生まれ、神奈川県川崎市出身の19歳。4歳上の兄がプレーしていたことから小学1年時に中野島FCでサッカーを始める。東京Vのスクールにも通っていたが、5年から川崎Fのアカデミーに入団。中学3年でユースに昇格、昨年からトップチームに。年代別日本代表にも選ばれ、13年U―17W杯にも出場。1メートル67、62キロ。利き足は左。

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2016年5月8日のニュース