小野、J1昇格へ確かな手応え「去年だったら逆転負け」

[ 2016年5月4日 11:37 ]

金沢戦で久しぶりの出場となった札幌のMF小野

明治安田生命J2第11節 札幌1―0金沢

(5月3日 石川西部)
 首位に立った。この勢いは本物だ。そんなJ2札幌の快進撃の中で“天才”は、J1昇格へ確かな手応えをつかんでいた。

 3試合ぶりの出場となったMF小野伸二(36)。後半21分からFW内村に代わってトップ下だったジュリーニョを1列上げてトップ下へ入ると、1―0の完封勝利に貢献した。

 「去年、こういう試合は引き分けか逆転負けだった」。接戦を制し、小野は上積みされたチーム力を実感していた。チーム全体が守備に追われる時間帯が続いた後半の出場。攻撃でボールを受ける回数が少なく、見せ場はなかった。だが、FW陣やボランチと連動しながら守備に回り、ボールを追った。1―0。苦しい試合でも確実に勝ち点3をつかみ取る。そこに昨季にはなかった粘り強さを感じている。

 「伸二が入ることでボールの失い方が悪くなることは減る」。四方田監督はそう説明した。まず嫌なボールロストからの失点を警戒、その上で攻撃の活性化を狙った小野投入だった。金沢に決定機をつくられた後半、2度ポストに当たる場面もあったが、全員のハードワークでしのいだ。3試合連続の完封勝利は3年ぶりのこと。チーム力は確実に上がってきた。

 「運もあったりしながら勝ち点3を取っているので、無駄にしないようにやっていくだけ」。百戦錬磨の小野は分かっている。J1昇格へ運も大事な要素、そして勝っている時こそ隙が生まれやすいことを。札幌で経験する初めての首位。この勝利を、J1へつなげていく。

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