×

岡崎レスター、プレミア初制覇!トットナム痛恨ドローで決定

[ 2016年5月3日 05:55 ]

トットナムとチェルシーの試合の行方を見守るレスターのサポーター(AP)

 サッカーのイングランド・プレミアリーグは2日(日本時間3日)、第36節の1試合が行われ、リーグ2位のトットナムはアウェーでチェルシーと2―2で引き分け。勝ち点70としたが、同77で首位レスターとの差が7で残り2試合となり、レスターのリーグ初制覇が決まった。

 トットナムは前半35分にFWケインがDF裏に抜け、GKかわして先制ゴール。同44分にはMFフンミンの得点で前半を2―0で折り返したが、後半13分に右CKからDFケイヒル、同38分にはFWアザールにゴールを決めて同点に追いつかれた。

 日本代表FW岡崎慎司(30)が所属するレスターはクラブ創設133年目で初のプレミア制覇。今季のチーム総年俸は4820万ポンド(約75億円)でリーグ20チーム中17番目で、開幕前の目標は「残留」。英大手ブックメーカー、ウィリアムヒル社による開幕前の優勝オッズは5001倍という超大穴だったが、奇跡の快進撃を続け、ついにイングランド史上最大の番狂わせを完結させた。

 ▽レスター・シティーFC 1884年創設。本拠地はイングランド中部のレスター(人口約34万人)。1部での過去最高成績は1928~29年の2位。2008~09年にクラブ史上初の3部降格も1年で2部復帰。11年にタイ人オーナーが就任。11季ぶりにプレミアリーグに復帰した昨季は最下位から残り9試合で7勝して14位で逆転残を果たした。主なOBには77~85年に活躍したイングランド代表FWリネカーがいる。

続きを表示

2016年5月3日のニュース