ハリル監督　世代交代宣言！？３０歳のルーニー「私なら外す」

ＷＯＷＯＷ制作の欧州選手権のアンバサダーを務めるハリルホジッチ監督

欧州選手権イベント出席

（4月28日）
　日本代表のハリルホジッチ監督が２８日、アンバサダーを務める欧州選手権のＷＯＷＯＷ制作発表会見に出席した。

　大会の注目選手を列挙した上で、優勝候補の一角に挙げたイングランドに言及。「ケイン、バーディー、スターリング、スターリッジ、若手中心のメンバーを組むのではないか。ルーニーは出番がないかもれしれない。私が監督なら外す。コンディションの問題」と語った。

　ルーニーは国際Ａマット１０９試合５１得点を誇る大黒柱。今季も所属するマンチェスターＵで２４試合７得点を記録するが、トットナムで３５試合２４得点のケイン、レスターで３４試合２２得点のバーディーには及ばない。ハリルホジッチ監督は過去の実績ではなく、調子や将来性を重視した選手選考を強調した形だ。ルーニーは８５年生まれの３０歳。日本代表の主力を張る本田、岡崎、長友は８６年生まれで１年しか変わらないだけに、日本代表でも今後の状況次第で一気に世代交代を進める可能性もある。

　また、指揮官はＪクラブについて「ＡＣＬを全部見たが、少しレベルが落ちている。日本のチームを心配しています」と嘆いた。