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G大阪 宇佐美の決勝弾に遠藤「これでリセット」PK失敗を払拭

[ 2016年4月24日 17:36 ]

<福岡・G大阪>後半途中から出場した宇佐美(左)は後半34分に決勝となるゴールを決める

明治安田生命J1第1S第8節 G大阪1―0福岡

(4月24日 レベスタ)
 G大阪は24日、アウェーで福岡と対戦し1-0で公式戦3試合ぶりの勝利を収めた。
 後半34分に途中出場の日本代表FW宇佐美貴史が決勝弾。今季2得点目を挙げたエースの復調を、大黒柱の元日本代表MF遠藤保仁も喜んだ。

 ACL敗退が決定した19日の水原三星(韓国)戦。本来は遠藤がキッカーだったが、宇佐美が志願してPKキッカーに名乗り。だが2本連続で外してしまい、チームも1―2で敗れた。

 試合後、号泣する宇佐美について遠藤は「これは良い経験になる。メンタルが鍛えられる」と前向きに話した。「声を掛ける時もあれば、放っておくこともある。ただ自分の壁は自分で突破するしかない」。勝敗の責任を負う主力として通るべき道。遠藤はあえて多くの言葉を掛けなかった。宇佐美ならば自身で乗り越えることができると信じた。

 「得点を取ったからと言って成長するとかはないけど、これでリセットされたんじゃないですかね。まだ満足はしていないでしょうけど、もともとゴールを奪う力はある。ここから積み重ねていってもらえれば良い」。そして「チームを背負いすぎる必要はない。それは僕たちベテランがやれば良いこと」という。宇佐美のさらなる成長を、遠藤は陰ながら支えていくつもりだ。

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2016年4月24日のニュース