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G大阪 今野1ボランチ奮闘で貢献、謙虚に「僕だけの力じゃない」

[ 2016年4月24日 17:24 ]

<福岡・G大阪>前半、競り合う福岡・城後(左)とG大阪・今野

明治安田生命J1第1S第8節 G大阪1―0福岡

(4月24日 レベスタ)
 G大阪は24日、アウェーで福岡と対戦し、1―0で公式戦3試合ぶりの勝利を収めた。後半34分に途中出場の日本代表FW宇佐美貴史が決勝弾。長谷川監督が「タフな試合だった。(ACL水原三星に)負けた後の試合。相手は気持ちを前面に出して戦ってきた」というほど疲労困ぱいした一戦で“縁の下の力持ち”になったのは元日本代表DF今野泰幸だった。

 「そんなに厳密じゃないですよ」と話したものの、4-1-3-2システムの「1」を担当。1ボランチとして広範囲に渡り、チームに支えた。前半13分にはFW呉屋大翔に絶妙なロングパスを入れてシュートチャンスを演出。ビルドアップでは顔を積極的に出してDF陣と連係してリズムを作った。守備でも粘り強さは発揮し、福岡のエースFWウェリントンやMFダニルソンらキーマンに仕事をさせず。「僕1人だけの力じゃない。パトリックと呉屋が前から積極的にチェックしてくれたからコースを絞れて、ボールを拾えた」と謙遜するが、数字には表れない高い貢献度だった。

 アジア制覇の夢が散った19日のACL水原三星戦。1得点を挙げたが、同時にPKを与えるなど2失点に絡んでしまった。「きょうは何としてでも勝ちたかった。勝利にこだわってプレーすることができた」。水原戦でPKを2度外した宇佐美同様、福岡戦に懸ける気持ちは強かった。「まだまだ改善するところはある」。再びアジアへの挑戦権を手にするためにも、ここからのリーグ戦で巻き返していく。

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2016年4月24日のニュース