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手倉森監督OA枠でハリル監督と連係「日本サッカーのためタッグを」

[ 2016年4月24日 08:40 ]

リオ五輪OA枠についてハリル監督と交渉した手倉森U―23監督

 U―23日本代表の手倉森監督がリオデジャネイロ五輪でA代表の主力クラスを24歳以上のオーバーエージ(OA)枠で呼ぶためにハリルホジッチ監督と22日に交渉した。23日にJ2東京V―水戸戦を視察した駒沢競技場で取材に応じ「昨日(22日)、2時間ぐらい話した」と明かした。

 U―23日本代表の手倉森監督がリオデジャネイロ五輪でA代表の主力クラスを24歳以上のオーバーエージ(OA)枠で呼ぶためにハリルホジッチ監督と22日に交渉した。23日にJ2東京V―水戸戦を視察した駒沢競技場で取材に応じ「昨日(22日)、2時間ぐらい話した」と明かした。A代表は9月にW杯アジア最終予選を控えており、疲労やケガのことを考えると指揮官同士の調整が必要となる。インテル・ミラノDF長友、ACミランMF本田、レスターFW岡崎らの名前が挙がったと見られるが、ハリルホジッチ監督からは「日本サッカーのためにA代表と五輪代表がタッグを組まないと。そのことをOA枠を採用するに当たって示していければ」と、協力的な言葉を投げかけられたという。

 ただ、現状では五輪本大会への招集に関して、協会側には選手の拘束力がないため、所属クラブの許可も必要となる。現在、霜田技術委員が欧州に渡り、各クラブと交渉しているが、連絡を取った手倉森監督は「いろんなことを想定しておいてね」と言われたという。交渉の難航も予想され、海外組のOA枠招集には依然として高いハードルがありそうだ。

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2016年4月24日のニュース