Ｊ２町田が首位に　Ｃ大阪は開幕からの無敗「８」でストップ

＜札幌・Ｃ大阪＞開幕連勝が「８」でストップし、うなだれて引き揚げるＣ大阪の選手たち

明治安田生命Ｊ２第９節 Ｃ大阪０―１札幌

（4月23日 札幌ド）
　明治安田生命Ｊ２第９節１０試合が２３日に各地で行われ、町田が長崎に１―０で勝ち、勝ち点２０で並んだＣ大阪を得失点差でかわして首位に立った。Ｃ大阪は札幌に０―１で屈し、今季初黒星となった。札幌は同１７。熊本―横浜ＦＣは熊本地震の影響で中止された。

　開幕から続いていたＣ大阪の無敗記録が「８」でストップした。敵地に乗り込んだ札幌戦は、後半から試合が動き始める。どちらも好機をつかみながら迎えた後半３７分、カウンターから元日本代表ＭＦ稲本に抜け出され、先制点を献上。ロスタイムにＦＷ柿谷がこぼれ球を右足でシュートを放つも枠から外れ、北の大地で土をつけられた。

　今季初めて無得点に終わり、町田に抜かれて首位から陥落。「自分でボールを運んで数的有利を作ったり、もう少し決定的なところまでいけたら。中（ゴール前）の脅威というところを考えていきたい」と大熊監督は語る。１トップのリカルド・サントスら前線は固定して戦っているものの、まだ流れの中から多くの決定機を作り出せていない。次節２９日の京都との関西ダービーに向け、修正が求められる。