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福岡大サッカー部、熊本へ支援物資 14トントラックに満載「思った以上に集まった」

[ 2016年4月18日 21:35 ]

支援物資を運ぶ福岡大サッカー部の部員

 Jクラブに多くのプロ選手を輩出する福岡大サッカー部が18日、福岡市城南区のキャンパス内やその周辺で熊本地震の支援物資や義援金を募った。17日からの2日間で飲料水や食料など、14トントラックいっぱいの物資が集まり、義援金も約500万円が寄付された。

 今回の活動は、熊本市出身の工藤大史郎(3年)が中心となり発案した。熊本県庁に連絡して物資を送る段取りを確認。「渋滞もあるので、個人で何度も運ぶよりトラックで一回で持っていくのがいい」と部員の親族が務める運送会社でトラックを手配した。大学側からの許可も下り「福岡大サッカー部」としてツイッターやSNSなどで情報を拡散したこともあり、一般の方々から多くの物資が届けられた。トラックには部員が“バケツリレー”のように列をなして、協力して運び込んだ。

 「思った以上に多くの数が集まった。福岡県の全ての方に感謝したい」と工藤。支援物資は19日にも被災地の拠点となっている「うまかな・よかなスタジアム」に向けて、出発する。今後は福岡大として、引き続き支援物資や義援金を受け付ける予定となっている。

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2016年4月18日のニュース