岡崎、熊本にエール「日本はそういう困難を受けて立ち上がってきた」

　サッカーのイングランド・プレミアリーグ、レスターの日本代表ＦＷ岡崎慎司は１７日、英国のレスターで行われたウェストハム戦後、熊本、大分両県を中心に続く地震を受け「本当に言葉にならない。それぐらい心配だし、不安だろうなというのはある。ただ日本はそういう困難を受けて立ち上がってきたと思う。応援している」と被災地にエールを送った。

　ドイツ１部リーグのドルトムントに所属する日本代表ＭＦで神戸市出身の香川真司もドルトムントでのハンブルガーＳＶ戦後に「阪神大震災を経験している身として、思いやる気持ち、何か行動を起こすという気持ちが大事だと思う」と神妙な面持ちで語った。

　遠く欧州で日本の状況を詳しく把握できない状況にあるが「サッカーで頑張っている姿や勝利しているところが、微力ながら伝わればいいのかなと思ってやっている」と述べた。

　新潟県出身で、ハンブルガーＳＶでプレーする酒井高徳は２００４年の新潟県中越地震を経験しており「日本人としてすごく心が痛い」と被災者を思いやった。（共同）