ハーフナーが２戦連発！“欧州日本人”最多タイの今季１５点目

ウィレム２戦の前半、先制ゴールを決め祝福されるデンハーグのハーフナー（左）

オランダリーグ ＡＤＯデンハーグ２―０ビレム２

（4月17日）
　ＡＤＯデンハーグの日本代表ＦＷハーフナー・マイクが敵地ビレム２戦で、日本人の欧州主要リーグ最多得点タイとなる今季１５得点目を決めた。０―０の前半２０分、右クロスにニアへ走り頭で合わせた。１３～１４年にマインツの岡崎（現レスター）の記録に並ぶ、２戦連発弾。「もう１点取りたかったですけど、良いゴールでした」と笑顔で振り返った。

　かつて福岡、鳥栖に在籍しただけに熊本地震の被災者への思いを胸にピッチに立った。「個人で着けたかった」と試合前に腕章を巻いてプレーしたい旨をチームに伝えると、最終的に選手全員が巻いてプレーすることになった。試合後も「なるべく早く熊本、九州が復旧できるように」と被災地を気遣った長身ＦＷは、９月から始まるＷ杯アジア最終予選でも活躍が期待される。「最後まで良いシーズンで終わりたい」と残り３試合で新記録達成を目指すことを誓った。