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岡崎は後半途中交代…レスター 不可解判定に苦しむも勝ち点1獲得

[ 2016年4月17日 23:40 ]

審判の肩に手を置くレスターの岡崎(AP)

プレミアリーグ第34節 レスター2―2ウェストハム

(4月17日)
 プレミアリーグ首位のレスターは17日、ホームでウェストハムと対戦し2―2で引き分けた。岡崎は先発し、後半14分に交代した。試合は先制ゴールを決めたレスターのFWバーディーが後半11分に退場となる不運に見舞われるとその後2失点。勝ち点0に終わると思われたが試合終了間際に追い付き、クラブ史上初のリーグ制覇へ貴重な勝ち点1を獲得した。

 試合は前半18分、GKシュマイケルのロングフィードからチャンスを作ると絶妙のタイミングで攻め上がったMFカンテがDFラインの裏へスルーパス。ペナルティエリア内でボールを受けたFWバーディーが相手DFが寄せてくる前に左足を振りぬき豪快にネットを揺らした。
 
 1点リードのまま後半へと折り返すと同11分、FWバーディーが相手DFラインの裏を取り抜け出すと後方から来たDFオグボンナに激しいチャージを受けペナルティエリア内で倒された。

 しかし、主審はこの場面をFWバーディーのシュミレーションと判断。この日2枚目のイエローカードを提示し退場を宣告した。

 残り30分以上をエース抜きで戦うことになったレスターは1点を守り抜こうと必至で戦うも同39分、セットプレーのピンチにDFモーガンがペナルティエリア内で相手選手を倒してしまいPKを献上。これを相手FWキャロルに決められると、その2分後にも失点しあっさり逆転を許してしまう。

 1点を追うことになったレスターはロスタイム直前にもDFモーガンがペナルティエリア内でDFオグボンナに後ろから手を懸けられ倒されたがノーファウルの判定。主審のジャッジに泣かされ続けていたが終了間際、MFシュラップがペナルティエリアの左端で相手FWキャロルに倒され今度はPKを獲得。これをFWウジョアがゴール右隅へ蹴りこみ起死回生の同点弾。10人のレスターが辛くも勝ち点1を拾った。 

 レスターのFW岡崎はリーグ戦14試合連続で先発出場。後半10分には左サイドからシュート性の鋭いクロスを送ったがゴール前のFWバーディーにはわずかに届かず。自身には決定機が訪れなかったが前線からの守備でチームに貢献。FWバーディーが退場したこともあり後半14分にベンチへと退いた。

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