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香川 芸術的ループ弾もV遠のく痛恨ドロー「勝たないと意味ない」

[ 2016年4月12日 05:30 ]

<シャルケ・ドルトムント>後半、ゴールを決める香川

ブンデスリーガ第29節 ドルトムント2―2シャルケ

(4月10日)
 ドルトムントのMF香川が、芸術的なループ弾を決めた。後半4分、ライトナーとのワンツーを受け、ペナルティーエリア付近から右足ダイレクトでゴール左隅へ、相手GKの頭上を越す絶妙な先制点。「冷静に試合に入れていたから、ああいう判断ができた。しっかりと試合に集中して入れたから、ああいうゴールが生まれた」。2戦連発となる今季7点目で存在は際立ち、11日付のドイツ紙ビルトで今節のベストイレブンに選ばれた。

 同じ地元を拠点とするシャルケとの「ルール・ダービー」では昨年11月にも得点し、7戦4発と好相性ぶりを発揮。しかし、チームは2―2で引き分け、残り5戦で首位バイエルンMとの勝ち点差は7となった。逆転優勝が遠のき「勝たないと意味がない。それが全て」と複雑な表情だった。

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