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“怪物”平山2季ぶり復活弾!FC東京、森重退場も10人で逃げ切り

[ 2016年4月2日 18:02 ]

<FC東京・名古屋>後半25分、ゴールを決めたFC東京・平山(右)

明治安田生命J1第1S第5節最終日 FC東京3―2名古屋

(4月2日 味スタ)
 FC東京の元日本代表FW平山相太(30)が2日、東京・味の素スタジアムで行われた明治安田生命J1第1ステージ第5節の名古屋戦で、リーグ戦では14年7月27日の仙台戦(味スタ)以来、約1年8カ月ぶりとなる復活ゴールを決めた。

 平山は1―1の後半24分、MF河野に代わって途中出場。1分後の同25分、MF阿部のスルーパスを受けるとペナルティーエリアに切り込み、相手DF2人をかわして体勢を崩しながらも左足を振り抜き、左隅に一時は勝ち越しとなるゴールを決めた。「ピッチに立てるか立てないかというコンディションだったが、思い切って使った」という采配が的中した城福監督はピッチでぴょんぴょんと飛び跳ねてスタッフと抱き合い、喜びを最大限に表現した。

 3―2の同41分、この日2得点を決めていたDF森重が一発退場となったため、城福監督は平山を下げてMF高橋を投入。出場時間は20分間にとどまったものの復活を印象づけた平山は、試合後のヒーローインタビューで「1点取りました~」とサポーターに復活弾を報告。「試合に勝ちたいという気持ちでピッチに立ったので、それが結果に出て良かったです」と勝利に貢献したことを喜び、「使ってくれた監督に感謝し、支えてくれた方々に感謝したいと思います」と指揮官や周囲のサポートへの感謝を口にした。

 平山は14年8月に右足首を骨折して以降ケガに泣かされ、昨季のリーグ戦出場はわずか2試合。昨年9月12日の神戸戦以来、約半年ぶりに復帰した3月19日の第4節・鹿島戦では後半途中から出場し、好機を何度も演出した。

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2016年4月2日のニュース