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メッシ 代表50得点歴代2位 アルゼンチン連勝で3位浮上

[ 2016年3月31日 05:30 ]

<アルゼンチン・ボリビア>前半、PKを決めて喜ぶメッシ(AP)

W杯南米予選 アルゼンチン2―0ボリビア

(3月29日)
 W杯南米予選は29日に5試合が行われ、アルゼンチンはボリビアを2―0で下し、2連勝で3位に浮上。FWリオネル・メッシ(28=バルセロナ)がPKで今予選初得点を挙げて、同代表歴代2位の得点を50に伸ばした。累積警告でFWネイマール(24=同)を欠いたブラジルは終盤に2点差を追いつきパラグアイと2―2。2戦連続引き分けで6位に後退した。ウルグアイはペルーに1―0で勝利し、勝ち点13で並んだエクアドルを得失点で上回って首位に浮上した。

 アルゼンチンのエースに今予選6節目で待望の初ゴールが生まれた。1―0の前半29分、微妙な判定で転がり込んだPKを、メッシが右隅に力強く蹴り込み追加点。代表での通算得点を50に伸ばし同代表歴代最多のバティストゥータの56得点にあと6に迫った。「50ゴールはうれしい。チームが勝ったからなおさらだ。道のりは長いが勝ち続けることが重要なんだ」。前半21分には素早いリスタートから先制点の起点となり、連勝での3位浮上の立役者となった。

 大台に王手をかけた。クラブでの公式戦449得点と合わせた通算得点を499として迎えるのが「クラシコ」。4月2日にホームで宿敵Rマドリードを相手に500ゴールを決めれば、クラブOBで24日に亡くなったクライフ氏への追悼となるはずだ。

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2016年3月31日のニュース