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ハリルJ、本田温存で2次予選突破王手! 岡崎弾皮切りに5発圧勝

[ 2016年3月24日 21:25 ]

<日本・アフガニスタン>前半、先制ゴールを決めチームメートと抱き合う岡崎

W杯アジア2次予選E組 日本5―0アフガニスタン

(3月24日 埼玉)
 サッカー日本代表は24日、埼玉スタジアムで今年初の試合となる18年ワールドカップ(W杯)ロシア大会アジア2次予選・アフガニスタン戦に臨み、5―0で大勝。通算6勝1分けで勝ち点を19に伸ばし、7戦無失点のままE組首位をキープした。日本時間25日未明に行われる他会場の結果次第で、29日のシリア戦(埼玉)を待たずに9月にスタートする最終予選進出が決まる。

 FIFAランク56位の日本に対し、アフガニスタンは同151位で、すでに最終予選進出が消滅。日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(63)はシリア戦も含めた2試合について「目的は勝つこと」と位置づけ、より多くのゴールを奪い、それと同時に2次予選でこれまで続けてきた無失点にこだわる姿勢を示していた。

 昨年9月の前回対戦時に6―0で完勝した日本は、中盤をダイヤモンド型にした4―4―2システムでスタート。中盤のアンカーに長谷部、右に原口、左に柏木、トップ下に清武が入り、2トップには岡崎と金崎という新布陣で臨んだ。

 極端に引いて守る相手に対し、日本は前半から金崎らが積極的にシュートを放つも、なかなかゴールネットを揺らすことはできなかったが、前半43分に清武のパスをゴール前で受けた岡崎が絶妙なボールタッチでターンし、左足でシュート。ボールは左隅に吸い込まれ、待望の先制点が生まれると、1―0で突入した後半はゴールラッシュになった。

 後半13分には清武のゴールで追加点。金崎が1タッチで出したラストパスに左足を合わせたシュートはミスキックになったが、貴重な2点目をもぎ取ると、18分には右サイドバック酒井宏の出したクロスがオウンゴールを誘発して3点目が入り、29分には清武の左CKにニアで合わせた吉田が頭で4点目。33分には1メートル94の長身FWハーフナーが頭で落としたボールを金崎が胸で押し込んで5―0で完勝した。

 W杯アジア2次予選の計7戦で22得点&無失点。エースの本田を最後まで温存し、圧倒的な強さを見せつけた日本は、29日にはFIFAランク123位のシリアと対戦する。

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