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U23 ようやく22人そろう!2日遅れで全体練習開始…

[ 2016年3月24日 05:30 ]

選手らと荷物をトラックに積むU―23日本代表・手倉森監督(左端)

 航空機欠航の影響で遠征地のポルトガル入りが遅れていたU―23日本代表が23日、予定より2日遅れて現地入りした。リスボン・ポルテラ空港の到着ゲートから出てきた手倉森監督、選手19人らの表情は疲れ切っていた。日本を出発してから、約53時間。指揮官は「やっとグラウンドに行ける」と、安どの表情を浮かべていた。

 予兆はあった。手配できる座席数の都合上、一部スタッフとチーム本体は当初から別便での出発。手倉森監督は「(出発が)羽田と成田で分かれた時点で何かあるだろうと思っていた」と悪い予感は的中した。フランクフルトとベルリンで予定外の2泊を強いられた。22日に行われるはずだった全体練習はキャンセル。選手は荷物を預けていたため、革靴のまま過ごし、体を動かすのは散歩程度に限られるなど過酷な状況だった。

 それでも前回五輪王者のU―23メキシコ代表との一戦は2日後に迫る。この日午後(日本時間24日未明)には22人がそろって練習を開始した。できる限りの調整をして腕試しの一戦に臨む。

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2016年3月24日のニュース