U23またまた足止め…仏空港スト影響受け2日遅れでリスボン入りへ

[ 2016年3月23日 05:55 ]

 リオデジャネイロ五輪(8月4日開幕、ブラジル)に出場するU―23日本代表がまたもドタバタ劇に巻き込まれた。U―23メキシコ代表などと対戦するポルトガル遠征に21日に出発。しかし、経由地のドイツ・フランクフルトからポルトガル・リスボンに向かう便が欠航となった。振り替え便の手配もつかずにリスボン入りは2日遅れで23日になる見通しになり、散々な幕開けとなった。

 経由地のフランクフルトに到着した手倉森ジャパンが“翼”を失った。理由はフランスの航空管制官によるストライキ決行。リスボンへの航路はフランスを突っ切る形だが、領空を通過できなくなった。当初、約2時間の遅延が発表されたが、状況は改善せず。さらに約1時間45分遅れるとの報が届き、チーム関係者が「きょうは飛ばないかも」と最悪の事態を想定していた通りになった。

 当初は空港内を歩き回っていた選手、スタッフも2度目の遅延が発表されてからは出発ゲート付近のベンチでぐったり。眠り込む姿も見られ、選手らは「きついっすね。最悪」と漏らした。当日の便がなくなってフランクフルトで一泊するほかなく、航空会社のカウンターではホテル、振り替え便の手配のため長蛇の列。しかし、約30人の大所帯ということもあり、現地時間21日中には振り替え便が決まらなかった。空港近くのホテルでも長い順番待ちの上、チェックインした時は日をまたいでいた。本来ならポルトガル入りして午前と午後の2部練習が予定されていた翌22日も振り替え便の手配に追われた。夕方の便でベルリンに移動して宿泊することが決まり、結局リスボン入りは23日午前の便までずれ込む見通しになった。

 三たびの受難だ。手倉森ジャパンは14年9月の仁川(インチョン)アジア大会でソウルへの出発便が約2時間40分遅れた。同年12月の東南アジア遠征で羽田空港発バンコク行きの便が飛ばず、成田空港に移動した経験もあるが、今回の試練は過去と比べても最大級。25日のU―23メキシコ代表戦に向けた調整に影響が出ることは避けられないが、そこで苦難に打ち勝つタフさが試されることになりそうだ。

 ≪過去の移動トラブル≫

 ☆仁川アジア大会(14年9月)羽田空港発の出発便が約2時間40分遅れ、韓国到着後、昼食を取れないまま練習場へ移動=写真。練習場到着も遅れたためピッチ脇の簡易テントで着替えた。練習後クールダウンの時間はなく、シャワーを浴びることすらできなかった。

 ☆東南アジア遠征(14年12月)午前10時45分の羽田空港発バンコク行きの便で渡航予定だったが、機材トラブルのため欠航。急きょ午後5時30分、成田空港発バンコク行きの便を手配したが、またも約1時間の遅延。午前9時の羽田到着から約9時間半後、ようやく機上の人に。

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