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C大阪が開幕4連勝で首位キープ 昨季16位讃岐が2位浮上 清水J2初黒星

[ 2016年3月20日 19:07 ]

明治安田生命J2第4節

(3月20日)
 明治安田生命J2第4節は20日、各地で11試合が行われ、C大阪が1―0で山形を下し、リーグ唯一の開幕4連勝を飾り、単独トップに立った。ドロー寸前の後半45分、元日本代表FW田代が決勝ゴールを決めた。昨季J1の山形は開幕から4戦勝ちなしで19位に沈んだ。

 クラブ史上初の開幕3連勝で、C大阪と並んでクラブ初の首位に立っていた熊本は0―1で迎えた後半44分にMF清武の2試合連続ゴールで追いつき、北九州と1―1で引き分け。劇的ドローで今季初黒星は免れたが、3位に後退した。北九州は開幕戦勝利の後、これで3戦勝ちなしとなった。

 昨季16位の讃岐は前半を0―1で折り返しながら、後半32分にFW木島徹のゴールで追いつき、同35分にはオウンゴールで決勝点。2―1で群馬に逆転勝ちを収め、4戦負けなしで3位から2位に浮上した。群馬は開幕2連勝後、2連敗。

 千葉は後半11分、川崎Fから加入したMF山本の移籍後初ゴールを守り切り、1―0で昨季J1の松本を下し、2連勝で5位から4位に浮上。松本は早くも2敗目を喫し、14位に後退した。

 7年ぶりの開幕3連敗で最下位に低迷していた横浜FCはMF小野瀬の2発で山口に2―0で勝ち、待望の今季初勝利。最下位を脱出して17位に順位を上げた。

 東京VはMF高木善の今季初ゴールで徳島を1―0で下し、開幕戦以来の勝利。敗れた徳島は開幕から4戦勝ちなしで21位に沈んだ。

 J3から昇格した町田は、山形から加入したFW中島の3戦連発となる2ゴールで金沢に2―1で勝ち、3戦負けなし。7位に順位を上げた。金沢は開幕から4戦勝ちなしでついに最下位に転落した。

 開幕2戦まで計8失点で2連敗を喫していた岐阜は3―0で愛媛に完勝し、2連勝で17位から10位にジャンプアップ。愛媛は開幕から3試合連続ドローの後の初黒星で4戦勝ちなしとなった。

 岡山は元日本代表DF岩政の2ゴールなどで水戸に3―2で競り勝ち、開幕から4戦負けなしで5位に浮上。敗れた水戸は開幕から4戦勝ちなしとなった。

 札幌は2―0で清水に勝ち、3戦負けなし。J1から降格した清水は、J2発黒星となった。

 京都と長崎は0―0で引き分け。京都は開幕から4戦連続ドローで、昨季J1昇格プレーオフに出場した長崎は2戦連続ドローで3戦勝ちなしとなった。

 J2は4節を終え、4連勝はC大阪のみ。未勝利は愛媛、水戸、山形、徳島、金沢の5チームとなった。

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2016年3月20日のニュース