浅野 広島救った2発!巻き返し1勝でACL決勝T進出に望み

[ 2016年3月17日 05:30 ]

ブリラム戦の後半、自身2点目のゴールを決め「ジャガーポーズ」で喜ぶ広島・浅野

 ACL1次リーグF組の広島は16日、ホームで行われた第3戦でブリラム(タイ)に3―0で勝ち、初白星を挙げた。1勝2敗の勝ち点3で、3位のまま。U―23日本代表FW浅野拓磨(21)が2点を決める活躍を見せた。H組の浦和はアウェーで広州恒大(中国)と対戦。2点をリードされながら、終盤に追いつき2―2で引き分けたものの、2位から3位に後退した。

【試合結果 F組順位表】

 スタンドが沸いた。待ちに待ったジャガーポーズだ。序盤から何度も好機を逃しながら、迎えた前半42分。広島が高い位置でボールを奪い返すと、FW宮吉のスルーパスに浅野が反応。相手守備陣を一気の加速で抜き去ると、GKとの1対1は冷静に右足でシュートを流し込んだ。2月20日の富士ゼロックス・スーパー杯以来となる得点を奪い、恒例のパフォーマンス。後半10分にはMF野津田のパスからネットを揺らし、2得点で今大会初勝利を呼び込んだ。

 「(先制点は)ミヤくんからのパスを流し込むだけだった。前半のうちに何が何でもゴールを取りたいと思ってたんで」。開幕から2連敗。負ければ1次リーグ突破が絶望的となる一戦でも、ターンオーバーを貫く森保監督の下、直近の湘南戦から先発6人が変更された。その中の1人として送り出されたのが、元日本代表FW佐藤の代役として1トップに入った浅野だった。

 今月7日から3日間、A代表候補合宿に参加。チームとU―23日本代表と“3足のわらじ”を履き、湘南戦では足の違和感を訴えて約10分間のプレーにとどまった。昨年12月はクラブW杯と天皇杯を戦い、1月はU―23アジア選手権に参戦したため、1年間の疲れを癒やす長期オフはわずか9日間のみ。だが、その過密日程も「神様が与えてくれた試練」と前を向く。

 「厳しい日程の中でやっていかないといけない。その中で(足を痛めた)自分は未熟者だし、自分の現状だと思う。ひたむきにやっていきたい」

 後半36分にはMF清水のゴールも生まれ、広島は快勝で決勝トーナメント進出に望みをつないだ。リーグ戦も苦しむ中で、公式戦では6試合ぶりの白星。「10番」の雄叫びが巻き返しへののろしとなった。

 ▼ブリラム・ガマ監督 浅野選手はいいプレーヤーだと分かっていたし、警戒も対策もしていたが、いいプレーを見せられてしまった。DFの間をうまく動いてスペースを見つけていた。最善を尽くしたが、悔しい結果に終わった。

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