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53歳ピアース現役復帰、イングランド13部 途中出場でCKも

[ 2016年3月13日 18:18 ]

 ロンドン五輪で英国代表監督を務めた元イングランド代表DFのスチュアート・ピアース(53)が現役復帰した。イングランド13部のラングフォードと1月に契約を結び、12日のウォットン戦で後半から出場。マンチェスターCで02年に引退して以来14年ぶりの実戦で「体調は最悪だが、ベストを尽くすよ」と奮闘。CKから左足のキックでチャンスをつくる場面もあった。試合は0―1で敗れ「ピッチに戻れて嬉しい。結果は不運だったが、選手はよく頑張った」と語った。

 ラングフォードにとっては大健闘といえる結果だった。アマチュアの同クラブは今季、リーグ22戦全敗。0―17で大敗するなど、計216失点(8得点)という弱さで話題となり、ピアースは契約した理由を「英国で最弱といわれるチームでプレーすることに興味をそそられた」と説明していた。元イングランド代表でも特別待遇はなく無給で、逆に1試合につき会費の5ポンド(約870円)をクラブ支払わなくてならないという。

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2016年3月13日のニュース