柏メンデス監督 3戦で電撃辞任“家族問題”も未勝利の手腕に…

[ 2016年3月13日 05:30 ]

J開幕3戦で電撃辞任した柏面メンデス監督

明治安田生命J1第1S第3節 柏2―2磐田

(3月12日 柏)
 今季から就任した柏のミルトン・メンデス監督(50)が電撃辞任した。ホームで引き分けに終わった磐田戦後の会見で「本日の試合でチームを指揮するのは最後になった」と発言。同席した滝川社長は「家族の健康上の問題で辞任の申し入れがあった。残念ですが受理しました」と説明した。後任監督には下平隆宏ヘッドコーチ(44)が昇格する。選手には試合前のミーティングで伝えられていた。

 チームは開幕から浦和、大宮に連敗。この日も終了間際の失点で追いつかれた。セットプレーから失点を繰り返す悪癖を修正できず、ロングボール主体の攻撃練習をしながら試合では細かいパス回しを求める采配にも疑問が残った。試合前日は昼食、夕食、夜食を全員で食べることを強いるなど選手を管理。ホーム試合の前泊を導入したが、渋滞でスタジアムまで1時間以上を要して地の利を生かせず空回りした。主将を8人任命する異例の体制も、主将に選ばれなかった中堅からは不満が噴出。求心力を失っており、家族に健康上の問題がなかったとしても解任は時間の問題だった。

 ▽Jリーグ監督最速交代 J1では04年にC大阪・ムズロビッチ監督が開幕から連敗し、監督就任から2試合で解任されたのが最速。2年目(2度目の指揮)の浦和・オジェック監督は前年にACL優勝、クラブW杯3位の好成績も、選手との不協和音から08年に開幕から同じく2試合で電撃解任された。J2では06年に横浜FC・足達勇輔監督が開幕戦に敗れ、わずか1試合で解任。コーチから昇格した高木琢也監督の下で巻き返し、J2優勝でJ1初昇格を果たした。

続きを表示

「サッカーコラム」特集記事

「久保建英」特集記事

2016年3月13日のニュース