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“秘蔵っ子”岩渕が今大会3点目「いろいろな感情あった」

[ 2016年3月10日 05:30 ]

北朝鮮戦の後半35分、岩渕(右から2人目)はゴールを決めて横山(右)を振り切り宮間のもとへ走る

リオ五輪アジア最終予選 日本1―0北朝鮮

(3月9日 金鳥スタ)
 佐々木体制でのラストゴールを奪ったのは“秘蔵っ子”岩渕だった。後半35分、宮間のクロスを頭で合わせて決勝点。「いろいろな感情があった。このメンバーでやるのは最後。勝てて良かった」。2度のW杯にロンドン五輪。苦楽をともにした指揮官や仲間との日々を思い返し、涙ぐんだ。

 「やんちゃな時からお世話になってきた」。16歳だった10年2月に代表に初選出されてから6年。今までは先輩の後ろについていく立場だった。だが、これからは違う。「また、このユニホームを着る舞台があったら、応援してくれるチームをつくりたい」。今大会チームトップの3得点を挙げたストライカーは、自らが新生なでしこを引っ張っていく覚悟を示した。

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2016年3月10日のニュース