ＦＣ東京　中大ＦＷ矢島と法大ＤＦ山田が特別指定選手に

　日本サッカー協会は９日、中央大所属のＦＷ矢島輝一（きいち＝２０）と法政大所属のＤＦ山田将之（２１）を「２０１６年ＪＦＡ・Ｊリーグ特別指定選手」として３月８日付けで承認したと発表した。受け入れ先はともにＪ１のＦＣ東京。

　矢島は身長１メートル８６、体重８２キロで、ＦＣ東京Ｕ―１５むさし、ＦＣ東京Ｕ―１８を経て中央大入り。山田は１メートル８６、７５キロで、青森山田高から法政大に進んだ。

　ＦＣ東京は矢島について「ＦＣ東京アカデミー出身の大型フォワード。身体の強さを活かしたポストプレーとゴール前での豊富なアイディア、状況に応じて柔軟にプレーを選択できる冷静さをあわせ持ち、さまざまな戦術に対応できる万能型ストライカー」と、山田については「身体能力の高さを活かした打点の高いヘディングで攻守両面において制空権を握り、１対１での対人プレーにも強さを発揮するディフェンダー。優れた危機察知能力とカバーリングでピンチを未然に防ぎ、攻撃時には正確なロングフィードで局面を打開する」と紹介している。

　２人はクラブを通じて以下の通りコメント。

　▼矢島　このたびＪＦＡ・Ｊリーグ特別指定選手として、小さい頃から憧れていたＦＣ東京のトップチームでプレーできる機会を与えていただき、関係者のみなさまに心から感謝しています。また青赤のユニホームを着ることができる誇りを持って精一杯頑張りますので、応援よろしくお願いします。

　▼山田　今回、ＪＦＡ・Ｊリーグ特別指定選手という形ですが、ＦＣ東京というクラブの一員になれることをうれしく思います。両親や仲間たち、大学の監督やチームメート、ＦＣ東京に関係する方々に感謝の気持ちを持って、チームの勝利に貢献できるように全力でプレーしたいと思います。応援よろしくお願いします。