中堅世代からリーダー出てこい 元女子代表がなでしこ再建へ提言

[ 2016年3月8日 09:49 ]

<日本・ベトナム>前半、ドリブル突破を図る岩渕(左)

リオ五輪アジア最終予選 日本6―1ベトナム

(3月7日 金鳥スタ)
 【本田美登里氏の視点】なでしこは今まで通りのサッカーに若手を加えて変化を付けようとしたが、ベテランの考えと、若手のアイデアがかみ合わず、意図を持った攻撃があまりできなかった。W杯カナダ大会のように割り切ってシンプルにやればよかったが、まとめる選手がいなかった。ピッチ上でも、澤のように中盤で体を張ってボールを奪い、攻撃のスイッチを入れる選手が不在で、攻守の切り替えがスムーズにいかなかった。

 4年後の東京五輪へ向けて、監督もメンバーも代わるだろうが、サッカーの方向性は間違っていない。ショートパスをつなぎ、ボールを保持する戦い方をベースに、特徴のある選手を加えていけばいい。足元とターンがうまい横山やドリブルが特徴の岩渕らで、戦術眼のある選手も欲しい。サイドバックのスペシャリストの発掘も必要だ。

 全体的にはU―17W杯で世界一になった世代だけでは若すぎるので、ベテランの力を借りながらも中堅世代からリーダーが出てきてほしい。なでしこリーグで常に厳しい戦いをして切磋琢磨(せっさたくま)し、積極的に海外遠征を行うなど、環境を整えることも重要だ。(元日本女子代表MF)

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