ＦＣ東京　ＧＫ秋元、逆転勝利に貢献も失点悔やむ「見直さないと」

明治安田生命Ｊ１第１Ｓ第２節最終日 ＦＣ東京２－１仙台

（3月6日 ユアスタ）
６日のアウェー仙台戦でチームの２－１逆転勝利に貢献したＦＣ東京のＧＫ秋元陽太(２８)が、自身の今後の巻き返しを誓った。

　前半７分に相手の左ＣＫからニアＤＦ渡部で頭で合わせられ先制を許した。そのシーンを「ブラインドになって見えなかった」と振り返った守護神は、「映像で（失点シーンを）見直して、ストーン（ゴール前を固める味方の選手）の場所とかをもう一度考えないと」と今後の課題を口にした。

　それでも、チームは失点直後の前半９分に、高卒２年目のＤＦ小川の左ＣＫから相手のオウンゴールで追いつき、さらに後半６分にはＭＦ橋本のアシストからＦＷ前田が決めて逆転。秋元も危なげない守備で、チームの今季Jリーグ初勝利に貢献した。

　秋元は今季湘南から加入。今シーズンの公式戦初戦となった２月９日のＡＣＬプレーオフ、ホームのチョンブリ戦からゴールマウスを守り続けている。Ｊ屈指のシュートストップを武器に、今後チームメートとの連携をさらに深め、さらなる高みを目指す。