川崎Ｆのふろん太　同門ワルンタＫＯでＶ３　ＪＢＣ非公認マッチ

日本マスコット級タイトルマッチで３度目の防衛に成功した川崎Ｆのふろん太

　日本ボクシングコミッション（ＪＢＣ）非公認の日本マスコット級タイトルマッチが６日、神奈川県川崎市のとどろきアリーナで行われ、王者・ふろん太（Ｊ１川崎Ｆ）が同門のワルンタ（同）に２回ＴＫＯ勝ちして３度目の防衛に成功した。１１年に愛媛ＦＣの一平くんにＴＫＯ勝ちして王座に就き、これまでＣＯＯＬ（プロ野球ロッテ）、ヴェルディくん（Ｊ２東京Ｖ）相手に防衛を重ねたふろん太は初回、ワルンタのキックを浴びてダウン（レフェリーがイエローカードを提示）する不穏な立ち上がり。２回にもコーナーで連打されてダウンしたが、ラウンド終盤に右アッパーを突き上げるとワルンタは仰向けにダウン。レフェリーが即座に試合をストップし、ＴＫＯ勝ちとなった。

　試合後、敗れたワルンタは同じマスコットの「カブレラ」を次期挑戦者に指名。コーナー下で見守ったカブレラに対し、ふろん太は「まずはリングに上がる練習して」のボードを掲げて反撃した。