浦和が開幕戦白星！ズラタンＶ弾　新加入のＵ23主将・遠藤フル出場

＜柏・浦和＞後半７分、ゴールを決めた浦和・武藤（左）はサポーターとともに喜ぶ

明治安田生命Ｊ１第１Ｓ第１節第１日 浦和２―１柏

（2月27日 柏）
　Ｊ１第１ステージは２７日、各地で開幕し、浦和がアウェーで柏と対戦。２―１で勝利し、開幕戦を飾った。Ｕ―２３日本代表の主将を務めるＤＦ遠藤が、移籍後初のリーグ戦に３バックの右で先発。フル出場を果たし勝利に貢献した。

　浦和は前半序盤から優位にゲームを進め、ＤＦ槙野のヘディングシュートなどでゴールを狙った。３１分にはＭＦ関根からのクロスにＭＦ武藤がワンバウンドしたボールを胸で合わせるも、ＧＫ中村が弾いて得点ならず。武藤がゴールラインを越えたと得点を主張したが、判定は覆らなかった。前半は０―０のスコアレスで折り返した。

　後半序盤にゲームは動く。７分、前線に入ったボールをキープしたＦＷ李忠成がシュート。ＧＫがはじいたボールを武藤が詰めて先制点を挙げた。武藤は２４日のＡＣＬ初戦シドニーＦＣ（オーストラリア）戦に続き２戦連発となった。

　だが１９分、左サイドから崩され、ゴール前でルーズボールを大谷に詰められ同点を許した。

　追いつかれた浦和は李忠成に代わって入ったズラタンにボールを集めて得点を狙う。すると３９分、右コーナーキックからズラタンが頭で合わせて勝ち越し点を決めた。そのままリードを守り切り、開幕戦白星をつかんだ。３５分にはＪ２京都から完全移籍で加入したＭＦ駒井が公式戦レッズデビュー。フル出場の遠藤とともに新戦力が勝利に貢献した。