ＦＣ東京の橋本　城福監督信頼の万能性で右ＳＢ抜てき！

明治安田生命Ｊ１第１Ｓ第１節 ＦＣ東京―大宮

（2月27日 味スタ）
　リオ五輪世代のＦＣ東京ＭＦ橋本は開幕戦でユーティリティーぶりを見せつける。

　本職はボランチだが、大宮戦は右サイドバック（ＳＢ）で初先発が確実。１―２で惜敗した２３日のＡＣＬ全北（韓国）戦でもボランチで先発しながら途中から右ＳＢに回り、城福監督もケガ人が多い現状で「高いユーティリティー性を持つ橋本の重要性は増している」と期待をかける。Ｊ２熊本時代はセンターバックでプレーし、守備的な位置ならどこでもこなす。今季は２列目の攻撃的ＭＦにも挑戦。「どこでやっても質の高いプレーを見せたい。そこを目指していかないと」。チームでポリバレントな能力を発揮して、リオ五輪への扉もこじ開ける。