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FIFA新会長にインファンティノ氏を選出 2回目投票で決まる

[ 2016年2月27日 02:20 ]

FIFA新会長となったインファンティノ氏(AP)

 汚職事件で揺れる国際サッカー連盟(FIFA)は26日、スイスのチューリヒで臨時総会を開いて、活動停止処分を受けたブラッター氏の後任を選ぶ会長選挙を行い、欧州サッカー連盟(UEFA)のインファンティノ事務局長を新会長に選出した。任期は2019年まで。

 1回目の投票では欧州サッカー連盟(UEFA)のインファンティノ事務局長が最多の88票を得たが、当選に必要な3分の2の138票には届かず。アジア・サッカー連盟(AFC)のサルマン会長が85票、元FIFA副会長のアリ王子が27票、元FIFA副事務局長のシャンパーニュ氏が7票だった。実業家のセシュワレイ氏は投票を前に辞退し、4人で争われた。

 2回目は最下位のシャンパーニュ氏を除外し3人で争われ、インファンティノ氏が過半数うに達する115票を獲得、サルマン会長が88票、アリ王子が4票だった。

 FIFA加盟209協会中、資格停止中のインドネシア、クウェートを除く207協会に投票権が認められた。投票は各協会が1票ずつを持つ。

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2016年2月27日のニュース