ＦＣ東京　城福監督が開幕戦必勝誓う「ＡＣＬの悔しさ晴らしたい」

　ＦＣ東京の城福浩監督（５５）が２６日、翌日に迫ったＪ１開幕、ホームの大宮戦に向け必勝を誓った。公式戦はクラブ新記録の大量９得点を奪った９日のチョンブリ（タイ）とのＡＣＬプレーオフ、２３日のＡＣＬ１次リーグ初戦の全北（韓国）戦とすでに２試合を消化しているが、「どのチームも開幕には勝ちたいでしょうし、（勝って）勢いに乗りたい。サポーターを喜ばせたいと思います」と強調。

　さらに１―２で敗れた全北戦では、約３００人のサポーターが遠い敵地・全州まで駆けつけたとあって「とくにわれわれはホームなので、ＡＣＬ（全北戦）で悔しい思いをしていますし、あんなに遠いところまで極寒の中応援してくれて、テレビで応援してくれた人たちも含め、Ｊリーグで悔しさを晴らしたいという思いでいっぱいです」と熱い口調で語った。

　２３日の全北戦からは中２日のハード日程で迎える開幕となるが、選手には全北戦で浮き彫りになった課題などもミーティングでしっかり指摘したようで、「そこはしっかり言いました。それは目標があるからこそ言えること。結果しかないと思います」ときっぱりと話した。

　また相手の大宮については、この日のミーティングで映像を見ながら相手のストロングポイントなどを確認。それでも指揮官は「大宮のストロングポイントはみんなで共有しましたが、自分たちがこの（ＡＣＬ)２試合でやってきたこと、やろうとしたことは失わずにやろうと思います」と、まずは攻守において少しでもアクションを増やすサッカーを追求し続ける構えを示した。