ＦＩＦＡ臨時総会　２６日に会長選挙、立候補は５人

報道陣に囲まれるアジア連盟のサルマン会長（右から２人目）（ＡＰ）

　ＦＩＦＡは２６日、スイスのチューリヒで開く臨時総会で会長選挙を行い、汚職事件に揺れた組織の改革の担い手となる新たなリーダーを選ぶ。

　活動停止処分を科されたブラッター氏の後任に立候補したのは５人。ＵＥＦＡのインファンティノ事務局長とアジア連盟のサルマン会長が支持を広げる。各候補者の主張に大きな差異は見られず、理事会の分割再編や金銭の流れの透明化などを求める。インファンティノ氏とサルマン氏は、いずれも選手やクラブ、リーグの代表者を加えた「関係者委員会」設置を提唱。インファンティノ氏はＷ杯の出場枠について、現行の３２から４０への拡大を主張している。