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大儀見の背番10を発表!指揮官「20年東京五輪まで背負って」

[ 2016年2月26日 05:30 ]

黙々とランニングする(右から)大儀見、宮間、中島

なでしこジャパンメンバー発表

 なでしこジャパンのFW大儀見が引退した澤穂希さん(37)の背番号10を受け継ぐことが発表された。

 佐々木監督は「本人にも確認して、彼女自身も10番をつけて女子サッカーの未来のためにやっていきたいと、強い言葉で言ってくれた」と経緯を説明。その上で「リオ五輪、次のW杯、そして東京五輪に向けて10番を背負える意識の高い選手がいいと思った。背番号に恥じることのない、彼女らしい10番に期待しています」と澤さんに次ぐ歴代2位の通算55得点を決めているストライカーに、自国開催となる20年の“祭典”までエースナンバーを背負うことを期待した。

 大儀見は背番号10について「(澤さんは)20年以上つけてきた選手。それだけのものを残してきた人。澤さん自身がその価値を高めてきた。女子代表の中では価値のある番号だと思う」と話し、その重責は自覚している。背番号の変更については「何かを変えたいときに気持ち的に切り替えになる」と話す。澤さんが引退し、なでしこは一つの区切りを迎えた。新たななでしこをつくるために大儀見がその象徴になる。

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2016年2月26日のニュース