×

佐々木監督、澤背番継承の大儀見は「10番背負える意識高い選手」

[ 2016年2月25日 16:13 ]

五輪アジア最終予選のなでしこジャパンメンバーを発表する佐々木監督

 サッカー女子、なでしこジャパンの佐々木則夫監督(57)が29日に開幕するリオデジャネイロ五輪のアジア最終予選(大阪)に臨むメンバー20人を25日、発表した。若手では“女メッシ”と評判のFW横山久美(22=AC長野)らを選出した。

 佐々木監督との主な一問一答は以下の通り。

――大儀見に澤背番「10」を継承させた理由は?
 これまで彼女は17番をつけていた。主力選手は一桁番号をつけているし、リオ、近々行われるW杯、そして東京五輪へ向けて10番を背負える、意識の高い選手がよいだろうと思い打診した。

――攻撃的なポジションの選手が多い?
 バランスよく選んだつもり。日本開催でもプレッシャーを力に変えることができるメンバーを選んだ。

――前回のロンドン五輪最終予選とのプレッシャーの違いは?
 ロンドンのときはW杯を優勝してから臨んだ予選だったので、そのときも重圧はあった。今回は日本開催。注目を集めると思うし、女子サッカーの未来へしっかりとつなぐというプレッシャーがある。

――横山、中島、岩渕ら若手に期待することは?
 横山も中島も昨年国内リーグで活躍し、年を明けてもキャンプで力を発揮してくれた。3回のキャンプで若手に可能性を感じた。リオ経由東京へ向けてチャレンジしてもらいたい。

――若手の持ち味は?
 中島はミドルシュートなど得点感覚、クロスの精度が高く、サイドハーフをやるときも守備の位置取りがうまい。横山は小柄ですが、簡単にボールを奪われない。タメをつくることができ、シュート感覚がいい。岩渕は復帰してまだ1カ月足らず。ベストではない。持ち前の仕掛けとか、チャンスメーカーとして期待している。予選までにしっかりコンディションを整えてもらいたい。

続きを表示

この記事のフォト

2016年2月25日のニュース