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FIFA ブラッター氏らの活動停止を8年から6年へ 

[ 2016年2月25日 04:24 ]

 国際サッカー連盟(FIFA)の上訴委員会は24日、法的な根拠のない金銭授受を理由にゼップ・ブラッター会長(79)=スイス=と欧州サッカー連盟(UEFA)のミシェル・プラティニ会長(60)=フランス=に対し、FIFA倫理委員会の裁定部門が科した活動停止処分を8年から6年に短縮すると発表した。

 ブラッター氏とプラティニ氏は今月中旬に上訴委の聴聞会に出席。それを受け、上訴委は両氏の長年にわたるサッカー界への貢献を考慮されるべきだとして処分期間の変更を決めた。

 FIFAは2011年にブラッター氏がプラティニ氏に過去の報酬として200万スイスフラン(約2億3千万円)をFIFAの資金から不法に支払ったとして、昨年12月に倫理委の裁定部門が8年の活動停止処分を科していた。

 不正を否定している両氏は、処分自体の取り消しを求めてスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴できる。(共同)

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2016年2月25日のニュース