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浦和 2発快勝!“鬼門”ACL初戦制した シドニーFCを撃破

[ 2016年2月24日 21:21 ]

<浦和・シドニーFC>後半20分、浦和・興梠(右)がPKを決め武藤と喜ぶ

ACL1次リーグH組 浦和2―0シドニーFC

(2月24日 埼玉)
 サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は24日、各地で1次リーグが行われ、H組の浦和は埼玉スタジアムでシドニーFC(オーストラリア)と対戦。FW武藤雄樹(27)の先制弾などで2―0の勝利を収め、白星発進した。

 戦術がはまった。前半8分、FW梅崎が右サイドから早いタイミングで低い弾道のクロス。DFの足に当たって角度が変わったボールがゴール前にこぼれる。すかさず走り込んだFW武藤がゴール右の角度のない位置から体を反転させるようにして直接、右足を振り抜いた。シュートはGKの足元を抜けて左サイドネットを揺らした。試合序盤での先制点。高さを誇る相手との空中戦を避け、DF陣が整う前に早めにゴール前にボールを入れる攻撃が奏功した。

 後半8分にはGK西川が至近距離からの強烈なシュートを顔面ブロック。ピンチを乗り越えると、同20分には途中出場のFW興梠が自ら得たPKを決めて追加点。2―0で快勝した。

 浦和はこの日が今季の公式戦初戦。前回15年大会では初戦から3連敗を喫するなどスタートダッシュに失敗し、屈辱のグループ最下位で1次リーグ敗退となった。同じ失敗を繰り返さないためにも鬼門の初戦をホームできっちりものにした。

 浦和の次戦は3月2日に敵地で浦項(韓国)と対戦する。

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