香川、２点に絡みドルト勝利に貢献　復調の兆し「気分的に楽に」

＜ポルト・ドルトムント＞２点に絡み勝利に貢献した香川（左）（ＡＰ）

欧州リーグ決勝Ｔ１回戦第１戦 ドルトムント２―０ポルト

（2月18日）
　欧州リーグは１８日に決勝トーナメント１回戦第１戦が行われ、ドルトムントのＭＦ香川真司（２６）はホームでポルト（ポルトガル）戦に先発。２点に絡む活躍で２―０の勝利に貢献した。シャルケは敵地でシャフタル・ドネツク（ウクライナ）と０―０で引き分け。右膝手術からの復帰を目指すＤＦ内田篤人（２７）は欠場した。マンチェスターＵはミッティランド（デンマーク）に１―２で敗戦。第２戦は２４、２５日に行われる。

　香川が復調の兆しを見せた。前半６分、ムヒタリャンからのショートＣＫを受けてリターンパス。そのクロスからピシュチェクの先制弾が生まれた。後半２６分にも絶妙のパスを通し、２点目の起点となった。

　１６年に入ってから公式戦６試合中３試合で先発落ち。調子を落としていたが、この日は前半３２分に強烈な右足シュートを放つなど切れ味鋭いプレーを見せ「ここ数試合、点に絡めていなかった。ちょっと絡めただけで気分的に楽になった自分がいた」と喜んだ。