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“マルチな女”村松、代表入りアピール!本職CBもSBで好守見せた

[ 2016年2月19日 05:30 ]

実戦練習で男子高校生をマークする村松

 リオデジャネイロ五輪アジア最終予選(2月29日~3月9日、大阪)に臨むなでしこジャパンは18日、沖縄県内で合宿6日目の練習に臨み、男子高校生との実戦練習などを行った。

 19日に海外組を含めた直前合宿(22~28日、大阪)メンバー24人(予定)が発表されるため、国内組にとっては最後のアピールの場。センターバック(CB)が本職のDF村松智子(21=日テレ)は17日に続いて控え組の左サイドバック(SB)に入って体を張った守備を披露し「複数ポジションができることはアピールできた」とうなずいた。

 SBは中3から1年半プレー経験があるが、日テレではここ数年CBに専念。それでも「誰かに何かあったときのために準備をしている。SBで急に出ることになったら、右も左も同じくらいやれるように質を上げていかないと」と頼もしい。

 尊敬する人物は日テレでCBコンビを組む岩清水で「持っているものを自分に伝えようとしてくれる。一緒に(五輪予選の)ピッチに立てたらいい」。先輩とともに日の丸を背負って戦うため、生き残りを信じて運命の時を待つ。

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2016年2月19日のニュース