U23に暗雲…リオ切符立役者の室屋が左足首骨折 長期離脱必至

[ 2016年2月13日 06:14 ]

リオ五輪へ暗雲。左足首の骨折が判明したU―23代表・右サイドバックの室屋

 今季、FC東京とプロ契約した明大のU―23日本代表DF室屋成(21)が、左足首を骨折していたことが明らかになった。11日にスタートした宮崎・都城キャンプからチームに合流したが、初日の練習で同箇所を負傷。12日午前に検査を行った結果、骨折と診断されたという。全治など詳細は不明だが、長期離脱なら今夏のリオデジャネイロ五輪でのメダル獲得を目指す手倉森ジャパンにとっても痛手となる。

 12日午後に宮崎空港に現れた室屋の姿が、事態の深刻さを表していた。チームスタッフに付き添われ、車いすに乗り、その手には松葉づえ。負傷した左足首は包帯でガチガチに固められていた。

 プロとしての第一歩を踏み出したばかりの室屋にとっては、まさかのアクシデントだった。9日にACLプレーオフを突破したチームは、11日から都城で第2次キャンプをスタート。室屋も本格合流を果たした。だが、その初日の練習で左足首を骨折したという。

 室屋は1月のリオデジャネイロ五輪アジア最終予選に、唯一の大学生として参戦した。同22日の準々決勝イラン戦では左足クロスで先制弾をアシストするなど、全6試合のうち5試合に右サイドバックで出場。6大会連続の本大会切符獲得に貢献した。帰国後は「さらにレベルの高い場所で」と、明大サッカー部を退部してFC東京とプロ契約。8日に明大駿河台キャンパスで行った入団会見でも「活躍して恩返ししたい」と目を輝かせていただけに、そのショックは計り知れない。

 痛いのは本人やFC東京だけではない。関係者によれば、13日にも都内で再検査を受ける予定だが、現在のところ全治などの詳細は不明。ただ骨折なだけに長期離脱は避けられない状況で、3月に予定されるU―23日本代表の海外遠征への参加は絶望的だ。手倉森監督にとっては、チームづくりの貴重な機会を主力不在で臨まざるを得なくなる。また、ケガが癒えても、トップフォームに戻るまで時間がかかる可能性もあり、8月のリオ五輪本番にも影響を及ぼしかねない。左足の回復状況は手倉森ジャパンにとっても懸念材料となる。

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