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岩波 神戸初の五輪戦士へ意欲「18人枠入りへアピールする」

[ 2016年2月2日 05:30 ]

U―23アジア選手権優勝に貢献したU―23日本代表の神戸DF岩波

 U―23アジア選手権優勝に貢献したU―23日本代表の神戸DF岩波拓也(21)がクラブ史上初の五輪戦士への決意を新たにした。1日、東京から神戸に戻り、報道陣に対応。「神戸からは(五輪に)選ばれたことがないので、そこは目指していく」。クラブが誕生して以降5回の五輪大会が開催され、神戸の看板を背負って出場した選手は0。「(本大会の)18人枠に入るためにアピールする」と話した。

 アジア最終予選ではセンターバックとして4試合に出場。それでもリオ五輪出場が決定した準決勝イラク戦で不出場に終わり「成長とか課題とかより悔しさが残った。もっと期待されていたと思うし、もっとできた」と唇を噛んだ。手倉森ジャパンの原動力となった“反骨心”は大会後も失われていなかった。

 MF森岡とMFチョンウヨンの主軸2選手が移籍して新リーダーとして大きな期待がかかる中、岩波は「全てでレベルアップしたい」という。試合に勝つことは当然、特にイラク戦欠場の要因でもあったDFラインのコントロールとポジショニングの精度を高めていく意向。4日の沖縄キャンプから合流し、リオへ向けて再スタートを切る。

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2016年2月2日のニュース