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買収知りながら隠蔽か サッカーW杯招致で独連盟

[ 2016年1月28日 10:36 ]

 サッカーの2006年ワールドカップ(W杯)ドイツ大会招致をめぐる買収疑惑に関し、ドイツ連盟(DFB)が不正の事実を長年、隠蔽していたと27日、同国メディアが報じた。DFBが外部の法律事務所に委託した内部調査の資料の一部を、南ドイツ新聞とドイツ公共放送の合同取材グループが入手した。

 報道によると、調査で買収を裏付けるような多数のメールや書類が発覚。国際サッカー連盟(FIFA)理事会の投票でW杯ドイツ開催が決まった00年7月6日の前日に、何者かに25万ドル(約3千万円)が支払われた例もあるという。DFBは調査結果を2月に公表する予定。米連邦捜査局(FBI)なども調査を開始したと報じられている。(共同)

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2016年1月28日のニュース