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U23遠藤主将 重圧乗り越え涙「あれが入った時点で泣きそうに」

[ 2016年1月27日 01:18 ]

<日本・イラク>試合終了間際、決勝ゴールを決めた原川(中央)と喜ぶ遠藤

U―23アジア選手権準決勝 日本2―1イラク

(1月26日 カタール・ドーハ)
 重責を果たした責任感で涙腺が緩んだ。U―23日本代表のMF遠藤航主将(22=浦和)はリオデジャネイロ五輪出場を決め、目を潤ませて喜びに浸った。

 「良かったです。本当にいろんなプレッシャーがある中で、自分はキャプテンとして何ができるかかということを考えてプレーしたつもり。うまくいかないこともあったが、結果を残せてリオ五輪を自分たちが手にできて本当にうれしいです」。

 主将としての信念を貫いた。「選手に信頼される存在であるべき。そこは自分の中でブレずにやってきた。最後は絶対、点を獲ってやるんだという気持ちがのりうつったリキ(原川)のゴールだったと思う。残り時間が少なかったんで、あれが入った時点でちょっと泣きそうになってたんですけど。全員で喜んでうれしかった」と最高の瞬間が待っていた。

 次戦はアジア王者を決める決勝。「優勝して五輪にいくだけ。いい結果を残して日本に帰りたい」。頼れる背番号「3」が戦闘モードに入った。

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2016年1月27日のニュース