U23日本、フレッシュ初中3日 リオ懸かる準決勝は“最強布陣”

[ 2016年1月24日 05:30 ]

南野(左)らと笑顔を見せる手倉森監督

 リオデジャネイロ五輪アジア最終予選を兼ねたU―23アジア選手権に出場中のU―23日本代表は準々決勝の勝利から一夜明けた23日、ドーハ市内で調整した。これまで4試合はコンディション優先でターンオーバー制を敷いてきた手倉森誠監督(48)だが、勝てば五輪出場が決まる26日の準決勝はベスト布陣で臨む方針を示した。

 中3日の“恩恵”を最大限に活用する。これまでは中2日での4連戦だったためターンオーバー制を敷いてきたが、準決勝は1日の“余裕”が生まれる。手倉森監督は「この1日を有意義に使いたい。全員がフレッシュになる。(人選の)幅を広げられる」と、話した。1次リーグ初戦の北朝鮮戦のメンバーを基本とした“最強布陣”で五輪切符が懸かった試合に臨む可能性が高い。

 この日は準々決勝のイラン戦で先発した11人と出場時間が長かった浅野、豊川は練習場には来させず。体力の消耗をなるべく避けるために、ホテルのプールでリカバリー調整を行った。股関節周辺の筋肉に炎症が起こり別メニュー調整が続いていたFW鈴木はドーハ市内の病院で再検査。指揮官は「自分も思いきって使うために検査に行かせた」と、明かす。当初はイラン戦への出場の可能性を示していたが、最後に医学的にもOKの“太鼓判”をもらい憂いを取り除く考え。次戦に向けて準備を整えた。

 イラン戦では試合直前に、それまで先発させる予定だった豊川を控えに回し、中島を先発させた。豊川を途中出場させると、延長前半に先制弾を決め、120分間出場した中島が2ゴールを挙げ、3―0で勝利。怖いぐらいに采配が的中した。「いろんなことを考えてる。経験がものを言っていると思う。でも、最後は直感。勘ですよ。さえてるなと思います」と、“自画自賛”した。準決勝でもその指揮に期待が懸かる。

 6大会連続となる五輪切符獲得へあと1つ。目標であるアジア制覇へあと2つと迫った。「次も勝たないと話にならない。しびれる試合をして、次もしびれさせなかったら元も子もない」と、意気込む指揮官。試合後は夜、時差のある日本からの祝電が鳴り続け朝4時まで寝られなかったが、それもうれしい悲鳴。次は最強布陣でリオ五輪を手中に収め歓喜を味わう。

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