中島　手倉森監督に恩返しの２ゴール「五輪に連れて行きたい」

＜日本・イラン＞延長で豪快なミドルシュートを決めた中島

Ｕ―２３アジア選手権準々決勝 日本３―０イラン

（1月22日 カタール・ドーハ）
　チーム結成時から１０番を背負う大黒柱のＭＦ中島が延長後半に２ゴールを決めて、勝利を決定づけた。

　「９０分でなかなかシュートを打てなかったし、延長で何とかチームのために頑張ろうと思った」と語った通り、延長後半３分には左サイドでボールを受け、右足で豪快なミドルシュートをゴール右隅に決めた。さらに同５分にも再び右足でミドルシュートでダメ押し点を上げた。

　「試合に出ていない時も（手倉森監督は）代表に呼び続けてくれたので、オリンピックに連れて行きたいし、一緒に戦いたいと思った。最後に何とかチームの役に立てて良かった」と恩返し弾に安どした表情を浮かべた。

　次の準決勝に勝てば６大会連続１０度目の五輪が決定する。２３日にＵＡＥとイラクの勝者と対戦することになるが「次は９０分でゴールなりアシストなりをしてオリンピックを決めたい」と力強く誓っていた。